クレジットカードの明細を見てみてほしい。 先月、あなたが稼いだお金は、何に消えただろうか?
コンビニの弁当、惰性で契約しているサブスク、ストレス発散のための衝動買い。 もし、明細の多くが「手元に残らないモノ」や「一瞬の快楽」で埋め尽くされているなら、それは危険信号だ。
あなたは人生を「消費」してしまっている。
私たちOUが推奨するのは、お金をただ使うのではなく、「投資」することだ。 それも、株や不動産の話ではない。「経験」という、誰にも奪われない資産への投資だ。
「モノ」は劣化するが、「物語」は資産になる
10万円のブランド服を買ったとしよう。 買った瞬間が喜びのピークで、あとは汚れたり、流行遅れになったりして、価値は下がり続ける。
しかし、10万円で「家族旅行」に行ったらどうだろうか。 あるいは、「新しいスキルの習得」に使ったらどうだろうか。
その旅の思い出は、10年後も「あの時のトラブル、面白かったね」と家族の食卓を温めるネタになる。 習得したスキルは、あなたのキャリアを押し上げ、10万円以上のリターンを生み出すかもしれない。
経験に使ったお金は、消えてなくなるのではない。 あなたの血肉となり、語れる「物語」となり、死ぬまで価値を生み続ける「資産」に変わるのだ。
迷ったら「初めて」を買え
では、どんな経験に投資すべきか。 答えはシンプルだ。「初めてのこと」だ。
行ったことのない場所。 食べたことのない料理。 会ったことのない人。
脳は、未知の体験をした時に最も活性化する。 いつもと同じ居酒屋で愚痴を言う3000円より、見たこともない民族料理を食べて「なんだこれ!」と驚く3000円の方が、人生の密度は圧倒的に濃い。
「失敗したくない」と定番ばかり選ぶな。 ハズレを引くことも含めて、未知なる体験はすべてネタになる。 面白い男とは、成功体験だけでなく、「質の高い失敗体験」をたくさん持っている男のことだ。
金持ちになって死ぬな、思い出持ちになって死ね
あるベストセラーの言葉を借りれば、「死ぬ瞬間に銀行口座に大金が残っているのは、人生の失敗」だという考え方がある。 お金は、あの世には持っていけないからだ。
しかし、経験と記憶は、最期の瞬間まであなたに寄り添う。 走馬灯に出てくるのは、高級車に乗っている自分ではなく、泥だらけになって遊んだ自分や、家族と大笑いした瞬間のはずだ。
稼ぐ力は重要だ。 だが、それは通帳の数字を増やすためではない。人生という限られた時間を、最高にエキサイティングな経験と交換するためだ。
消費するな。投資せよ。 モノで部屋を埋めるな。思い出で心を埋め尽くせ。