金曜日の夜。「やっと一週間が終わった…」と泥のように眠り、土曜日の昼過ぎに目を覚ます。 パジャマのままダラダラと過ごし、気づけば「サザエさん」が始まって憂鬱になる。
もし、あなたがそんな週末を過ごしているなら、警告させてほしい。 その「寝だめ」や「ダラダラ」は、あなたの疲れを癒やすどころか、脳をより老化させている。
「休む」とは、布団に入ることではない
多くの人が勘違いしているが、疲労回復には2種類ある。 体を動かさずに休める「消極的休養(パッシブ・レスト)」と、あえて体を動かして血流を良くする「積極的休養(アクティブ・レスト)」だ。
現代人の疲れの正体は、肉体労働による筋肉痛ではない。 PCやスマホによる眼精疲労、人間関係によるストレス、同じ姿勢で固まった凝り。つまり「脳と神経の疲れ」だ。
これを癒やすのに必要なのは、昏睡のような睡眠ではない。 「質の高い刺激」による上書き保存だ。
海を見る。山を登る。知らない街を歩く。キャンプで焚き火を囲む。 こうした「非日常」の刺激を脳に与えることで、凝り固まった日常の回路がリセットされ、本当の意味で脳が回復するのだ。
面白い男しか、面白い仕事はできない
平日の仕事のパフォーマンスは、週末にどれだけ「心を震わせたか」で決まる。
週末に冒険をして、見たことのない景色を見て、感動した男。 週末に家でゴロゴロして、天井を見つめていた男。
月曜日の朝、魅力的なプレゼンができるのはどちらだろうか? 新しいアイデアが湧き出てくるのはどちらだろうか?
答えは明白だ。 遊びの引き出しが空っぽの男から、クリエイティブな仕事は生まれない。
「最近、仕事がつまらない」と感じているなら、それは仕事のせいではない。 あなたのプライベートがつまらないからだ。
週末は「脱出ゲーム」だ
だから、今すぐ週末の予定を埋めろ。 ショッピングモールのような「日常の延長」ではなく、心が躍る「非日常」へ飛び出すのだ。
遠くへ行かなくてもいい。 いつもの公園ではなく、隣町の大きな森林公園に行ってみる。 いつもの缶ビールではなく、奮発してクラフトビールを買ってみる。 ベランダに椅子を出して、星を見ながら語り合う。
そんな小さな「非日常」の積み重ねが、あなたの感性を磨き、平日の「日常」を鮮やかに輝かせる。
子供にとっても同じだ。 パパの寝顔なんて見たくない。 「パパと見た、あの夕焼け」を記憶に残したいのだ。
さあ、今週末はどこへ脱出しようか? 地図を広げた瞬間、あなたの脳はすでに回復を始めている。